2013年6月25日火曜日

去年の5月、ヨーロッパを巡る旅からはじまった、フーテン生活。
一年くらい断続的に旅ライフを続けてみて、「どうだった?」と聞かれる。
まずひとつ確実に言えるのは、「やりつくした!」。
そして、「疲れた~」だなあ~。
肉体はすぐに変化できないのに、たくさんの変化を乗りこなし、
よくがんばってくれたなあ…と思う。
ありがたい。

もちろん、楽しかったこともたくさんあって、
インプットしたことはたくさんあり過ぎて、
たぶんそれを消化するには、まだ時間がかかる。
感じることがたっくさんで、体とは別に、心や魂もそれぞれ旅をしていて、
最後には体と中身が、ぜんぜん別っこのものになってしまっていた。

以前、わたしがアロマテラピーを習ったのは、天使のようなセラピストさんで。
「もう限界だ」とか、「今が肝心」という時には、
彼女のことがパッと思い浮かび、トリートメントをしてもらう。
そのタイミングはいつも、わたしにとっても、彼女にとっても絶妙な時期で、
そういう勘はホントにいいんだよな~!と、自分でも感心する。

今回家に戻るとき、彼女のトリートメントを予約しておいた。
受けて気づいたのは、体がめちゃくちゃ緊張していた、ということ。
疲れがピークに達していた。
マッサージをしてもらいながら、
自分の体が遠くにある感じで、体をうまく感じられていない自分に気づく。
そういうときには、「心地いい」という感覚は存在しない。
心地いい、は、体がゆるみ、リラックスしていないと、感じられない。
苦しんだり悩んだりするとき、体がそれを生み出してることがあるんだ、という発見。

人生は、自分の力でなんとかなる一部の部分と、
自分の力ではないもの、流れで進んでゆく部分が、大部分。
それがわかっているのに、流れに委ねきれない自分がいた。
心の奥底は、ずっと過去にしがみついていた。
苦しんでいれば、過去にさよならせずにいられる、とでも言わんばかりに。
それは、わたしの心がまだ修行が足りんのだなーと理解していたけど、
もう体が限界だったから、かもしれない。

旅の間は、何かに突き動かされて動いていた。
心が落ち着かないので、その流れと勢いで、どんどん進んでみた。
けど、体は無理をしていて、こわばっていた。
最後には、ハートも開かず、受け取ることが難しかったのも、わかる。
愛はいつも、いろんなとこから与えられているけれど、
それを受け取るには、自分の準備が必要なのだ。
悟り、と呼ばれるのは、それの究極のものだと思う。
生きてるだけで丸儲け、と心底感じられたら、そこには、喜びしかない。
体のゆるみ、そして、心からのリラックスが、幸せ感を生む。

マッサージで体がとろとろに溶けてしまったら、
自然と顔が笑っちゃうし、体があるってだけで、なんだかうれしくなった。
体の中に、心がちゃんと戻ってきた。ひとつになった。
それだけでこんなにうれしいことだったのだ!!!

ゆるみだすと、いろんなことが見えてくる。
自分の暮らしを探すことで、自分の道を見つけようとしていたつもりが、
いつの間にか自分じゃないものになろうと、がんばっちゃってたこととか。
なんていうか…いろいろまだまだ…なんだねえ…。

明日から瞑想合宿なので、今日はまとめの日。
と思って書きはじめたけど、ぜんっぜんっまとまんね~!
ので、これで失礼いたしますー。

人生はワンツーパンチ☆

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